アトピーケアの手引き

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アトピー性皮膚炎の原因

2017/08/15

それは遺伝的なものと患者のとりまく環境です。

アトピー性皮膚炎の原因はいろいろありますが、主に二つに分けられます。遺伝的なものとしてはアレルギー体質(アトピー素因)、皮膚のバリア機能の低下です。環境的なものアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)や、皮膚の刺激となるもの、ストレスなど様々です。

アトピーを悪くするものは何か?アトピー性皮膚炎を引き起こす原因となるものは個人によって様々あります。

代表的なのは、こちらです。

ハウスダスト、ダニ、カビ、花粉などの環境要因

こまめに掃除することで、かなり改善されます。じゅうたんを避けて、フローリングにするとより快適に。

エアコンのフィルター掃除は定期的にする。ソファーなども布張りではなくレザーや、合成レザーなどほこりのたまりにくい素材にしましょう。

1日1回できれば2回部屋に掃除機をかけましょう。ぬいぐるみ、カーテンなどほこりのたまるものは定期的に洗いましょう。

空気清浄機なども利用するといいですね。

布団はダニの温床なので、こまめに天日干しか、掃除機をかける、布団乾燥機をつかうなどしましょう。

 

 

気候

夏の日差し、冬の冷たい乾燥した空気などは皮膚の水分を奪います。また寒暖の差も皮膚にダメージを与えます。

アレルギー体質、敏感肌などの遺伝的なもの

 

寝不足、過労、ストレスなどの精神的な要因

汗や汚れなど皮膚への刺激となるもの

 

できるだけ汗や、体が汚れたら、入浴して洗い流してください。運動や汗をかいたときは、家にかえったらすぐにシャワーで洗い流しましょう。

 

動物アレルギー

可愛い動物は飼いたいとは思いますが、できるだけ避けたほうがアトピーの改善のためにはいいと思います。

どうしても飼いたい場合は、部屋の中に動物の毛などが漂わないようにしっかりとこまめに掃除して下さい。

また、ペットは洗えるのであれば、きれいに手入れしておくべきでしょう。動物の毛や、ふけ、ふんなどがアトピー性皮膚炎の悪化の原因となることがあります。


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細菌感染

最近の研究データによるとアトピー性皮膚炎の原因の一つに複数の細菌が関係しているとの報告があります。

衣類の素材(化繊などの合成繊維)

 

アトピーの方や肌がかゆい時は、できるだけ綿やシルクのような自然素材でできた下着や洋服を着るようにしましょう。

化繊のものは静電気を起こしやすく、皮膚に刺激を与えてしまいます。着心地も大切で、皮膚に刺激をあたえない軟らかい素材や飾りのないものがよいでしょう。

またウールも肌に刺激を与えてしまうので、直接肌に当たらないように下に自然素材のものを重ね着するといいですね。

 

寝具類

寝具にも気をつけましょう。シーツ、カバー類は綿などの天然素材のものを使い、毛布などは体に直接ふれないように綿のカバーをつけるか、間に綿毛布をはさんでみましょう。布団はダニ対策加工などがあるといいですね。

食べ物(卵、牛乳、小麦粉、大豆、魚、えび、かになど)

内閣府令で定められる品目に、えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生の7品目(以下「特定原材料」という)が挙げられ、通知で表示を奨励する品目に、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチンの20品目(以下「特定原材料に準ずるもの」という。)が挙げられています。

カシューナッツ

ごま

ごま、カシューナッツは平成25年に追加された品目で、アレルギー特定物質は時代とともにかわることもあるので、また追加されることもあるでしょう。

多くは食物アレルギーによるアトピー性皮膚炎は乳児期であらわれることが多く成長につれてなくなってゆきます。

(ほとんどは3歳を過ぎるとほとんど影響はなくなり食べ物以外のアレルゲンに影響されます)

原因食物の正しい診断に基ずく必要最低限の除去をすることになりますがかならず医師の指示にしたがい自分勝手に食物の制限をしてしまわないようにしなければなりません。お子様の成長に必要な十分な栄養をとることが大事だからです。

同じ食べ物を1日にたくさんたべたりしないようにしましょう.食べた後は口の周りはきれいに拭いてあげましょう。

 

石鹸、シャンプー、洗剤、化粧品類

皮脂をとりすぎない低刺激の石鹸がおすすめです。洗濯洗剤も見過ごされてしまいがちですが、すすぎ落ちがよい洗剤がいいですね。

いろんな洗剤で自分に合ったものを探してみてください。化粧品は敏感肌用のものがおすすめです。個人的にはドウーエが使いやすいのでおすすめです

アトピーの症状に影響を及ぼすものは、かならずしも一つではないため、ひとつだけ対策をしてもアトピー性皮膚炎は治らないのです。

日常世界活の中のいろんな要因をさぐりだして、それぞれに対策をとっていけば必ずアトピー性皮膚炎の症状の解消になることでしょう。

 

 

 


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