アトピーケアの手引き

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アトピーケアのためのアロマセラピー アトピー性皮膚炎を改善する日常生活のポイント

アロマセラピーその3 手軽に香りを楽しむ

2018/08/26

アロマセラピーは香りで心身の不調をいやすことのできる療法です。

精油をキャリアオイルで薄めて、マッサージしたり、手軽に香りを拡散させて楽しんだりと方法は様々ですが、アトピー性皮膚炎の方は、まずはいきなり肌に塗布するのはやめて、香りを楽しむことで、気分が変わり、心が落ち着いたり、気持ちが安らいだりと感情を安定させることができます。気持ちがイライラしたり、落ち込んだりするとお肌にも影響がでてくるものです。心身の健康が、肌の健康の安定につながります。まずは気軽にアロマライトやディフューザーを使って香りを楽しみましょう。(ただしアトピー性皮膚炎の方で12歳以下の子供はアロマセラピーは補足的に利用するようにしましょう。)

まずは使用前に必ずパッチテストをして、その精油で異常がないかどうか確認してから、使いましょう。芳香浴でも異常があれば、皮膚刺激がありますので使用はやめてください。

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パッチテストの方法

1)精油を混ぜるキャリアオイル(基材・ベース)のみを腕の内側に塗って、塗った直後と1日目、2日目の状態を確認する。アトピー性皮膚炎の方は、保湿効果の高いホホバオイル、ワセリンがよいでしょう。

2)キャリアオイルで異常がなければ、そのキャリアオイル5mlに精油2滴を混ぜて希釈したものを腕の内側に塗って、塗った直後と1日目、2日目の状態を確認する。

1)、2)でアレルギー反応(赤み、かゆみ、はれなどの皮膚の異常)が出れば、すぐに無香料のせっけんで洗い流します。

自分でチェックが難しいと思えば、皮膚科でしてもらうこともできますので相談してみましょう。アレルギー反応があった精油は、芳香浴でもつかえませんので使用は諦めてください。

芳香浴で香りを楽しむ

1日1回から始めて最大1日3回まで、1回10分から15分程度にしましょう。1回に使う精油は2~3滴、1日最大10滴までにしましょう。

アロマライトやディフューザーを使って手軽にお部屋に香りを拡散させる

ボウルや、洗面器に熱いお湯(40~50℃)に精油を2~3滴たらして、香りを漂わせる

コットンにそのまま精油を2~3滴落としておいておくだけでも、OK。(子供が触れない場所におきましょう)

 

 


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